2016年1月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_48 むかしのはなし 三浦しをん 「かぐや姫」や「浦島太郎」などの昔話をモチーフにした7つの短編集として読み始めたが、読み進むにつれ繋がりが何となく見えてくる。それは三か月後に隕石が地球に衝突、限られた人間だけがロケットで脱出できるという背景。過去を振 […]
2015年12月11日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2015年 2015_47 シャイロックの子供たち 池井戸 潤 銀行をめぐる人々の物語。それぞれの生きてきた背景、人生模様、それらが錯綜しながら話が進んでいく。銀行業界も厳しく、業績を上げるための厳しいノルマ、それを達成するための葛藤、そんな中、様々な事件が起こる。銀行ではないが、 […]
2015年12月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月26日 hontake 2015年 2015_46 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたら、あなたの淹れた珈琲を 岡崎琢磨 以前から本屋で気になっていた本でした。珈琲のバリスタのお話。ミステリーではありますがどちらかというとほのぼの系。話が前後したり、どんでん返しがやたら多くてストーリーを見失いかけてしまうことがしばしば。主人公アオヤマの意 […]
2015年12月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_45 ノルウェイの森(上) 村上春樹 文章表現等はさすが村上春樹という感じでしたが、私にとってはけっこう重い作品でした。死ぬ人が多すぎるし、この世界が異常なのか、我々の世界が異常なのか分からなくなってきます。いずれにしても人間は弱い人間であるということを言 […]
2015年12月2日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_44 ノルウェイの森(上) 村上春樹 文章表現等はさすが村上春樹という感じでしたが、私にとってはけっこう重い作品でした。死ぬ人が多すぎるし、この世界が異常なのか、我々の世界が異常なのか分からなくなってきます。いずれにしても人間は弱い人間であるということを言 […]
2015年11月25日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_43 キ ン グ 堂場瞬一 堂場瞬一のマラソン・駅伝シリーズ、既読の「チーム」、「ヒート」、「チームⅡ」の原点となる作品。大学同期、箱根駅伝にも優勝した3人田島、武藤、青山の個性的なランナー、卒業後、それぞれのランナー人生を歩むが、8年めにして初 […]
2015年11月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_42 幻想古書店で珈琲を 蒼月海里 突然職を失った名取司23歳、神保町の大きな本屋の中で不思議な古本屋「止まり木」に紛れ込む。そこにいた不思議な店主「亜門」、奇妙な付き合いが始まる。亜門の正体は後半明らかになります。心温まる内容でした。物語は続きそうな気 […]
2015年11月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_41 その時までサヨナラ 山田悠介 仕事一筋の森悟、家事は一切せず、子供とも話もしない。そんな夫に愛想をつかし家を出る妻。しかし、震災による妻の突然の死。残された子供を妻の実家に預けようとする悟に、突然妻の友達と名乗る女性が押し掛け、家事を教え始める。心 […]
2015年11月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_40 帝都を復興せよ 江上 剛 大正12年9月1日午前11時58分44秒、帝都が大揺れに揺れた、世にいう関東大震災である。折しも山本内閣発足のさなか、後藤新平が内務大臣に就任、帝都復興に乗り出す。先日、後藤新平の生家のある岩手県水沢を訪問してきたばか […]
2015年10月23日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_39 古代史 50の秘密 関 裕二 関さんの最新刊文庫、これまで読んだ内容がコンパクトにまとめられた感じです。最近のエピソードも書き込まれていて新鮮さもありました。
2015年10月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_38 チ ー ム Ⅱ 堂場瞬一 箱根駅伝学連選抜を描いた「チーム」、その続編、マラソン世界新記録を狙った「ヒート」、さらにその続編がこの「チームⅡ」です。超個人主義、傲慢な天才ランナーの山城悟。そんな山城のケガからの復活と自らのラストランに向けた人間 […]
2015年10月7日 / 最終更新日時 : 2020年11月15日 hontake 2015年 2015_37 レキシントンの幽霊 村上春樹 村上春樹の短編集、村上ワールド満載でした。7つの話が掲載されています。人間の心の奥深くを描いているような気がしますが、中には何が言いたいのかよくわからないものもありました。やはり村上春樹の作品は、ノーベル賞候補に挙がるだ […]
2015年10月1日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_36 幻想探偵社 堀川アサコ 幻想シリーズ四作め、幽霊専門の探偵社の物語。幽霊が何人も登場してくるのに、その怖さがなく親しみやすく描かれ、むしろ怖いのは人間の方である。幽霊主人公である「大島ちゃん」、自分がなぜ死んだかもわからない、その秘密を後輩の […]
2015年9月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_35 神様の御用人4 浅葉なつ シリーズ4作め、これまでは短編集でしたが、今回は一つの物語の長編です。しかも、これまではどことなくユーモラスだったのが今回はシリアスなミステリーっぽい内容でした。舞台は和歌山、紀国、神武東征の一幕で戦った名草戸畔(なぐ […]
2015年9月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_34 ドッグカフェ・ワンノアール 凛とシルビー謎解き幽霊譚 石田 祥 幽霊が見える主人公、凛と犬のシルビー、ドッグカフェでの出来事から徐々にミステリーっぽくなり、最後の章でサスペンスになり、思わぬどんでん返しがある。いろいろ考えさせられる内容でした。
2015年9月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_33 孤 舟 渡辺淳一 友人からもらった本です。団塊の世代、会社一筋のサラリーマンの定年後の生活。自分を振り返りここまではと思うが、考えさせられるところは多々ありました。そう遠くないことのように思います。
2015年9月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_32 「古事記」の真実 長部日出雄 古事記、その中の上巻、神代の神話の世界に限って語られています。筆者は、古事記を芸術作品としてとらえ、日本人の起源を考察しています。これまで、関裕二さんの著書を多く読んだため、日本書紀と同様に、政治色が強くその背景を勘ぐ […]
2015年8月25日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_31 伊勢神宮の暗号 関 裕二 伊勢神宮の暗号と題していますが、出雲の歴史が多く語られています。日本の歴史は出雲が大きく影響を及ぼしているように思えてきました。伊勢神宮がなぜ伊勢で天照を祀っているのか、いつから祀られているのか、少し分かったような気が […]
2015年8月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_30 卑弥呼は二人いた 関 裕二 関さんの本をネットで購入、2001年発売、執筆は1993年の本です。邪馬台国とヤマト建国、卑弥呼、出雲などが、これまで読んだ本に比べ、より具体的で熱がこもって書かれているように感じ、その分若干、私案を押し付け気味にも感 […]
2015年7月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年 2015_29 幻想日記店 堀川アサコ 「幻想郵便局」、「幻想映画館」 の幻想シリーズ三作め。考えてみれば、日記はある意味、人生の教科書と言えなくもない。それで商売をするとは斬新なアイデアです。幻想シリーズはいわゆるファンタジーの世界ではありますが、前作二つ […]