2017年12月8日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2017年 2017_43 古代史の秘密を握る人たち 関 裕二 久々に関さんの著書です。これまでにたくさんの関さんの本を読んできましたが、詳しく、そして深く古代史を謎解きをしてきた内容を、わかりやすく砕いて表現しているという印象を受けました。卑弥呼の謎、邪馬台国とヤマト朝廷の関係。 […]
2017年11月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_42 屋上のテロリスト 知念実希人 太平洋戦争後、日本が東西に分裂、ドイツがそうであったように、歴史的にあっても不思議ではなかったことである。その分裂を、セーラー服を着た少女が統一を目指す。そこに、自殺願望の少年が絡み、物語が進んでゆく。
2017年11月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_41 富士山の自然史 貝塚爽兵 この夏、富士山に登頂し、表紙のきれいな富士山の写真と「日本一の名峰はどうしてそこにあるのか?」というキャッチフレーズに惹かれて思わず購入してしまいました。その答えは地質学的には説明され、なるほどと思うものでした。また、 […]
2017年11月10日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_40 かくりょの宿飯六 あやかしお宿新に米はいります。 友麻碧 かくりょのお宿シリーズ第6段、前回、波乱がひと段落して終わっただけに、今回はどんな展開になるのかと楽しみに読み進めました。葵の食事処も無難に営業を続け、天神屋の従業員の素性も少しづつ明らかになりつつ、平和裏に物語が進み […]
2017年11月2日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_39 発掘狂騒史 「岩宿」から「神の手」まで 上原善広 かつて、日本には旧石器は存在しないという考古学会の通説を覆した、アマチュア考古学者の相沢忠弘による岩宿遺跡での後期旧石器の発見。そして2000年に藤村進一氏によっておこされた旧石器捏造事件。旧石器はどのように学会に認め […]
2017年10月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_38 予 知 夢 東野圭吾 草薙刑事と湯川助教授の名コンビが難解事件を解決していくガリレオシリーズ。この「予知夢」には5作の短編が収められている。いずれも普通の事件のようなところに怪奇現象やオカルト的な内容がからみ、事件を複雑にするが、ガリレオこ […]
2017年10月17日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_37 「国境」で読み解く世界史の謎 武光 誠 日本は海に囲まれた島国のため、陸続きの国境が存在しない。そのため日本人としてまとまっていると言われるが、同じ島国のイギリスは日本とは全く異なる分裂の歴史を持っている。ヨーロッパやアフリカの陸続きの国々の国境はどのように […]
2017年10月10日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_36 神様の御用人7 浅葉なつ 御用人シリーズ7巻目、今回は、古事記/日本書紀の神話の世界に登場するイザナミ/イザナギの子供である、天照太御神(アマテラスオオミカミ)、月読命(ツクヨミノミコト)、須佐之男命(スサノオノミコト)の三姉弟の秘められた物語 […]
2017年10月2日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_35 ダイイング・アイ 東野圭吾 ミステリーでありサスペンスでもある。交通事故で女性が死ぬところから物語が始まる。その命が絶たれる瞬間の女性の状況、心理描写が生々しく、あたかも経験したことがあるかのようなリアルな表現に驚かされた。その後、一人のバーテン […]
2017年9月25日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_34 怪物商人 江上 剛 怪物商人とは、大倉喜八郎のこと。幕末に新発田藩から江戸に出て、乾物屋から始まり武器商人を経て、様々な事業の係わり、大倉財閥を築き上げた人である。太平洋戦争で解体されたが、大成建設/帝国ホテル/帝国劇場/大倉商事など、現 […]
2017年9月21日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_33 家電の神様 江上 剛 久々の江上剛さんの本です。大手電機メーカーに就職するもリストラされ、母親が社長を務める家業の電気屋に再就職。地域密着の電気屋の再建、当然量販店との対決に、そして地域の活性化も絡んだ物語。この母親こと社長が敏腕で、さらに […]
2017年9月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_32 探偵ガリレオ 東野圭吾 刑事の草薙と理工学部助教授で物理学者の湯川、二人は大学の同級生でバトミントン部に在籍していた。草薙刑事が抱える難事件を物理学者の湯川が解決していく。二人のコンビが小気味よい。ミステリーではあるが、事件の犯人を割り出すこ […]
2017年9月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_31 下町アパートの不思議管理人 浅草六区には神様がいる 大城密 浅草にある古いアパートの管理人は、アパートの住人でもあり、霊感のある若い女性、その名は、時雨かすみ。実はこのアパートの地下にはある問題が・・・。浅草を舞台にしたかすみと周りの人々に加え、“人ではないもの”との不思議な世 […]
2017年9月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_30 生還者 下村敦史 世界で三番目に高い山カンチェンジュンガに挑戦した登山隊が遭難、二人の生還者の証言が正反対、遭難した隊員の弟が兄の遺品のロープに切り込みを見つける。登山隊に何が起きたのか、弟が真実を求め調査を始め、カンチェンジュンガに登 […]
2017年8月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_29 こ こ ろ 夏目漱石 1867年大政奉還の年に生まれ大正5年50才で没した漱石、「こころ」はその晩年、大正期になって書かれたものである。「私」と「先生」の関係、そして「私」の父との繋がり、そして「先生」が「私」に宛てた自叙伝とも言えるような […]
2017年7月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_28 卒 業 東野圭吾 以前読んだ「放課後」の続編的位置づけの本です。高校生の仲間7人がそのまま大学に進み、卒業を控えた4年生になって仲間の女性一人が亡くなる。他殺か自殺か、謎解きが始まるが、更なる犠牲が。剣道や茶道、金属工学に至るまでのから […]
2017年7月26日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_27 峠 越 え 伊東 潤 徳川家康の若かりし頃から本能寺の変の伊賀越えの様子を描いた物語。戦国時代における大名あるいは豪族間の力学、そして家康の性格、信長の恐ろしさが見事に表現され、本能寺の変のからくりはそうだったのか、とも思える内容であった。
2017年7月21日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_26 黒猫王子の喫茶店 お客様は猫様です。 高橋由太 小江戸川越を舞台にした、リストラアラサー独身女子と人に化けることができる猫たちの物語。そんなアホな、とも思えるところもありますが、ファンタジーとして読めば面白く読めます。猫の性格がうまく表れているように思いました。
2017年7月14日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_25 最澄と空海 日本仏教思想の誕生 立川武蔵 最澄と空海の伝記的読み物かと思って読み始めましたが、内容は最澄、空海が生きたころの仏教の教理、教学をひも解くものでした。むしろ哲学書と言ったほうが良いかもしれません。最澄と空海のことも書かれてはいました伝記的要素はほん […]
2017年7月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年 2017_24 あなたは、誰かの大切な人 原田マハ 中年女性というと語弊があるが、30代から50代の女性の人生について描かれた短編集6編。それぞれ、自ら選んだ職に就いている。結婚歴のある人もいるがみな独身である。それぞれの人生観、価値観、何が幸せか、などを考えさせてくれ […]