2019年12月28日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019_46 舞 台 西加奈子 自分にコンプレックスを持ち、作家である父親に反感を持っていた29歳の葉太、父親の死を機会にミューヨーク旅行へ。ところが初日にリュックごとパスポート、財布、カードなどを盗まれてしまい、所持金は12ドル。変なこだわりを持っ […]
2019年12月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019-45 恋のゴンドラ 東野圭吾 物語のほとんどが里沢スキー場でのお話しです。同棲相手がいながら合コンで出会った女性を誘ってスノボーへ、そこで何と同棲相手と鉢合わせ、しかも女性同士が高校の同級生、という修羅場から始まり、会社の友人同士のスノボー旅行、ど […]
2019年12月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019_44 真壁家の相続 朱野帰子 遺産相続をめぐる人間模様の物語。私も数年前相続を経験しました。私の場合はわずかな土地だけでもめ事もなく済みましたが、世の中には泥沼の相続争いがあるようです。 法学部に在籍する女子大生真壁りんの祖父真壁麟太郎が亡くなった […]
2019年12月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019_43 カフーを待ちわびて 原田マハ 原田マハさんのデビュー作という帯をみて即購入、期待にたがわぬ内容でした。沖縄を舞台にした恋愛小説ではありますが、恋愛ミステリーとも言えると思います。 リゾート開発の話が進む沖縄の離島、与那喜島、そこで小さな雑貨屋を営み […]
2019年11月28日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019_42 むかし僕が死んだ家 東野圭吾 この東野さんの作品も一種のチャレンジサスペンスのように感じました。主人公は「私」とその昔の恋人中野沙也加の二人、「私」が過去を語る形で物語が始まります。結局私の名前は出てきませんでした。そして主要な登場人物はほぼこの二 […]
2019年11月21日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019_41 民王(たみおう) 池井戸潤 池井戸潤さんの本は久しぶりです。「民王」と書いて“たみおう”と読みます。物語は、幹事長から総理大臣になった武藤泰山、そしてその息子の大学生、翔、親子の意識が入れ替わってしまう。総理大臣の体に入った大学生の息子が国会答弁 […]
2019年11月15日 / 最終更新日時 : 2020年12月21日 hontake 2019年 2019_40 神社の古代史 岡田精司 古代における神社とはどんなものだったのか、それは古代人の神の信仰がどうであったかということと等しいような気がします。そして、現在だけでなく近代とも大きく違ったものであったようです。本書の中には、古代、すなわち古墳時代こ […]
2019年11月7日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019_39 楽園のカンヴァス 原田マハ ニューヨーク近代美術館(MOMA)が所蔵するアンリ・ルソーの名作「夢」、これとほぼ同じ絵「夢を見た」を所有するスイス在住の伝説のコレクター、バイラ―が、その絵の鑑定を二人の人物に依頼する。一人はMOMAのキュレーター、 […]
2019年10月28日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019_38 学生街の殺人 東野圭吾 東野さん初期の作品、デビュー作「放課後」から数えて4作め、1987年の刊行です。この作品ではいろいろな試みが実行されているのだそうです。 津村光平は、大学を卒業後、そのまま大学近くの寂れた学生街の「青木」というビリヤー […]
2019年10月16日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019-37 劇 場 又吉直樹 漫才師、又吉直樹の2つめの作品です。出版されたのは2作めですが、実は書き始めは、芥川賞を受賞した1作の「花火」よりも先なのだそうです。 演劇の脚本を書いている一風変わった永田とその恋人沙希のこれもちょっと変わった付き合 […]
2019年10月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019_36 さいはての彼女 原田マハ 中年キャリアウーマン、おそらくマハさん世代を主人公に、旅を通じて元気と勇気を取り戻すことをテーマとした短編集です。第一話は本の題名にもなっている「さいはての彼女」。通販で起業し六本木ヒルズに会社を構える女社長鈴木涼香、 […]
2019年10月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019-35 宿 命 東野圭吾 1993年の作品で、学園物から脱皮を図るとともに、トリックの意外性を追求した力作なのだそうです。題名である宿命、何が宿命なのかを考えながら読み進めました。主人公である和倉勇作と小学校から高校まで同級生の瓜生晃彦はお互い […]
2019年9月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019-34 かくりょの宿飯 十 あやかしお宿に帰りましょう。 友麻碧 かくりょの宿飯シリーズ」というより、私には「あやかしお宿」シリーズのほうがしっくりくるのですが、その第10巻、完結篇です。妖都の地下牢に閉じ込められてる天神屋の大旦那を救出に向かう婚約者の津場木葵と天神屋の従業員たち。 […]
2019年9月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月26日 hontake 2019年 2019_33 危険なビーナス 東野圭吾 独身獣医師、伯朗の弟明人が仕事先のアメリカから帰国した。ところが、明人の妻と名乗る楓が、伯郎を尋ねてきて、明人が行方不明になっていると告げる。ここから、複雑な伯郎の家族構成を背景に謎解きの物語がはじまる。明人の帰国理由 […]
2019年9月6日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019-32 百年先が見えた男 江上 剛 ミラバケッソと訳のわからない言葉のコマーシャル、クラレ、旧倉敷レーヨンのコマーシャルです。この会社の戦前戦後、激動の時代に社長を務めた大原總一郎の物語です。總一郎の父親、孫三郎が、戦前に倉敷レーヨン、倉敷絹織など会社を […]
2019年8月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019-31 どちらかが彼女を殺した 東野圭吾 愛知県警で交通課の警察官を務める和泉康正に、東京で仕事をしている妹、園子から疲れた声で明日帰るとの電話がはいる。しかし2,3日たっても妹は帰らず音信不通に。康正は心配になり妹のアパートを尋ねると、妹は自殺のように思える […]
2019年8月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019-30 リハーサル 五十嵐貴久 花山病院の看護婦募集で3人の採用が決定する。そのうちの一人が雨宮リカ。婦長は雨宮の採用に反対したが、3か月間の試用期間を設けることで仮採用となった。この雨宮リカ婦長の直感通りが普通ではなっかた、というより異常である。脳 […]
2019年8月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019-29 とんでもなく役立つ数学 西谷活裕 数理物理学、渋滞学を専門とする東大教授が、高校2年生に対し、数学の面白さを教える4日間の授業の内容を本にまとめたものです。数学とは何なのかが分かりやすく説明されています。私は、自然現象を説明する手段であり、未来を予測す […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019-28 マスカレード・イブ 東野圭吾 東野圭吾さん、「マスカレード・ホテル」に続くホテルマン、いやホテルウーマンと刑事のミステリーです。ホテルに宿泊する人たちは仮面を被っている。ホテルマンはそうした仮面を被ったお客様に寄り添い職務を遂行している。そうした中 […]
2019年7月26日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年 2019_27 旅屋おかえり 原田マハ 元アイドルタレント、唯一のレギュラー番組「ちょびっ旅」を担当する「おかえり」こと丘えりか。そんな番組が、ちょっとした失敗でスポンサーの怒りをかい、打ち切りとなってしまう。途方に暮れる中、偶然から角館への旅を依頼され、こ […]