2015_1 ヒート 堂場瞬一

 暮れに読んだ「チーム」の続編。箱根駅伝後、マラソン日本新記録を出した超個人主義の山城が、世界新記録を出すために設定された大会への出場を拒否。本人の意思と大会関係者の絡み合い、ペースメーカとの競り合いなど実に面白かった。少し消化不良な結末ではあるが、そこに作者が何を描きたかったかが込められているようである。

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