2019_20 オリジン(中) ダン・ブラウン

 ラングドンは、カーシュの発表の進行役であり会場の博物館の館長でもあり、そして次期スペイン国王フリアン皇子の婚約者でもあるアンブラ・ビダルとともに、殺されたカーシュの意思を継ぐべく逃走、47文字の暗号を探すためカーシュの自宅、そしてあの有名なサグラダファミリア教会に向かう。カーシュ殺害の実行犯は元海軍提督のルイス・アビラ。第2巻は、事件に登場する人物の背景が多く語られている。キリスト教会、スペイン王家、ネット界、そして実行犯であるアビラが殺害を犯すに至る経緯など。少しづつ事件の背景などが見えてくるが、真相は謎のままである。ラングドンはサグラダファミリアで47文字の暗号を突き止めるが、そこにアビラが現れる。カーシュ殺害の黒幕は誰なのか、はたまたカーシュの大発見を明らかにすることができるのか、第3巻に続く。

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