2015_10 舟 を 編 む  三浦しをん

 文庫化を待っての読破です。テレビで映画も見ました。でもやっぱり本を読んでから映画を見た方が、私はよいと思います。本の方が想像力が働き、感動が大きいような気がします。映画では、微妙な表現が映像化され、見過ごしてしまい伝わらない場合があるように思います。辞書を作ることの大変さ、執念を感じますが、それだけでなく、登場人物、特に主人公の「まじめ」の個性がこの本の魅力となっているように思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です