2017_18 紀伊国屋文左衛門 武田八洲満

 紀州のみかん農家で働く家も持たない貧しい使用人の若造が、仲間三人と嵐の中みかんを江戸に運び財をなす。これを元手に材木商を目指すことになり、上野寛永寺の造営の用材入札を勝ち取るまでの苦難が描かれている。紀伊国屋文左衛門の人となりが分かる作品でした。この作品を読み始め、読みにくいなあと思ったのですが、文末の解説にそのへんのところも述べられていました。

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