2018_2 神坐す山の物語 浅田次郎
東京都の山奥、御嶽(みたけ)神社でのチョット昔の物語を、神社で育った主人公が子供のころおばさんから聞くという形で物語が語られる。神社という神聖な場所での不思議な話や、ちょっと怖い話もあり、しみじみ読めました。この主人公とは、著者の浅田次郎さんで、実際に浅田次郎さんの母親の実家は御嶽神社だそうです。そして、ここに語られる物語も脚色はあるものの実際に子供のころに聞いた話なのだそうです。霊能力とか、神様が見えるとかいう話がありますが、実際にあるのかもしれません。