2018年12月27日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_40 生きるぼくら 原田マハ 今年最後の1冊は感動の1冊でした。陰湿ないじめから引きこもりになった、麻生人生。引きずり出したのは家出した母親の残したおばあちゃんからの年賀状。そして、離婚した父親の実家のある蓼科へ向かう。そこには痴呆症のおばあちゃん […]
2018年12月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_39 夢はトリノをかけめぐる 東野圭吾 海外出張の際、羽田空港で購入、飛行機の中で、待合室で飽きずに読める本をということで東野圭吾さんの小説を購入しようと考えたのですが、東野さんの本はこの本1冊のみで選択の余地がありませんでした。どんな推理小説かと、紹介文も […]
2018年12月11日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-38 蘇我氏の正体 関 裕二 ほぼ一年ぶり、関さんの本です。蘇我氏は歴史上極悪人とされていますが、実は由緒正しき血筋で、国のために改革を進めていた、それを乙巳の変で蘇我入鹿を暗殺した中臣鎌足の子、藤原不比等が、日本書紀編さんにあたって、藤原氏の正当 […]
2018年12月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_37 幻 影 城 市 柳 広司 中国大陸に理想国家として建国された満州国。日本国内は倹約の一途をたどるなか、理想都市新京に贅をを尽くした広大な映画製作拠点、満州映画協会(通称満映)がある。そこに集う人たちは、それぞれに過去を背負っており、そうした一人で […]
2018年11月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_36 かくりょの宿飯 九 あやかしお宿のお弁当をあなたに。友麻 碧 あやかしお宿シリーズも9冊目、今回で今まで明かされなかった謎がずいぶんと明らかになりました。葵のおじいさんつばき史郎と天神屋の大旦那との関係、葵が大旦那の嫁になることになったいきさつ、大旦那の正体と黄金童子との関係など […]
2018年11月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_35 レイクサイド 東野圭吾 中学受験を控えた4家族が姫神湖畔の別荘地で勉強合宿を行っている。そこに訪れた女性が殺される。殺された女性は、4家族のうちのひとつ並木俊介の部下であり、遅れてきた並木俊介に対し妻が、「私が殺した」という。そこには並木俊介 […]
2018年11月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_34 去年の冬、君と別れ 中村文則 女性二人を殺害した写真家、木原坂雄大のことを本に書こうとして、刑務所で接見しているところから物語が始まります。取材を進めていく中で、殺人の状況や、木原坂の生い立ち、その異常さが明らかになっていきます。そして木原坂には姉 […]
2018年10月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_33 終電の神様 始発のアフターファイブ 阿川大樹 終電の神様、第2弾。終電から始発までの5つの男と女の人生模様。元ビジネスマンが歌舞伎町のラブホテルの清掃マンとして働くことに、そこでの出会いが何とも。シンガーソングライターを夢見て上京してきた女性、始発前の新宿で路上ラ […]
2018年10月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_32 忍びの国 和田 竜 忍者の里、現在の三重県にあたる伊賀の里での物語。忍者とは、黒装束で手裏剣をなげ、天井裏に忍び込んだりと、ものすごい身体能力をもっているイメージがある。それだけではなく、騙し合いは当たり前、常に裏のかき合いのなかで生きて […]
2018年10月17日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_31 この場所だけが知っている 消えた日本史の謎 友清 哲 日本史の本というより、日本史の舞台となった場所の紀行文といった感じの内容です。ただ、歴史の教科書に乗らないけれどチョット有名な史跡について、伝説や地元の言い伝えなどから紐解いていくので、そんな歴史があったのか、とか、そ […]
2018年10月10日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_30 スローカーブを、もう一球 山際淳司 有名な「江夏の21球」が収められ、他に7つのスポーツ関連の短編集が収められています。改めて江夏の21球を読んでみると、表からは見えない当事者の心理が実に面白かった。他には、幻となったモスクワオリンピックの陰に隠れたスポ […]
2018年10月3日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_29 「幕末維新」の不都合な真実 安藤優一郎 5月に読んだ「「絶体絶命の明治維新」の前編です。勝海舟と西郷隆盛の会談によって実現された「江戸城無血開城」。二人の決断から江戸が火の海とならずに済んだ、という美談として語られる場合が多い。しかし、その裏には上野で行われ […]
2018年9月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_28 あやかしホテルに就職します2 硝子町玻璃 出雲にあるホテル櫻葉、時町見初が働き始めて最初の神在月(旧暦10月)がやってくる。様々な神様が訪れ、そこで繰り広げられる神様や人間でありながら幽霊が見える従業員と妖怪たちの物語。ここで働く人間のほとんどが陰陽師の血を引 […]
2018年9月14日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_27 出雲のあやかしホテルに就職します 硝子町玻璃 出雲のホテル櫻葉、そこは心霊スポットとしてうわさされているが、実は人間だけでなく幽霊/妖怪/神様が泊まれるホテル。そこに不本意ながら就職することになった女子大生、時町見初(ときまちみそめ)。彼女は幽霊が見える。そこで働 […]
2018年9月10日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_26 黒猫の小夜(セレナーデ) 知念実希人 黒猫の体を借りた死神、クロ。死神の仕事はこの世に未練を残して死んだため、地縛霊となって漂っている魂をあの世へ送り届けること。そんなひとつの地縛霊を意識不明の少女に乗り移すところから物語が始まる。少女の家を住家に地縛霊の […]
2018年8月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-25 古代の鉄と神々 真弓常忠 鉄は砂鉄を溶かしてつくった。それが常識と思っていました。ところが、植物の葦の根には「スズ」と呼ばれる褐鉄鋼がまさしく「スズナリ」にできるという。驚きである。しかも、褐鉄鋼は溶かさなくても、700~800℃で鍛造によって […]
2018年8月10日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_24 かくりょの宿飯八 あやかしお宿が町おこしします。 友麻碧 あやかしお宿シリーズ7巻、8巻、連読です。今回は、隠世を構成する八葉のうち、北に位置する氷里城への旅。前巻に続き、少しづつ過去の歴史や搭乗人物の生い立ちが明かされ、天神屋の大旦那の正体も少しづつ明かされていきます。スト […]
2018年8月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_23 かくりょの宿飯七 あやかしお宿の勝負めし出します。 友麻碧 8ヶ月ぶりのかくりょの宿飯シリーズ、前六巻は天神屋の大旦那が妖都に出向き行方知れずになってしまったところで終わっており、これからが気になっていたところ。第七巻では、かくりょの歴史やあやかしたちの過去が少しづつ明らかにさ […]
2018年7月26日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_22 まぐだら屋のマリア 原田マハ マグダラのマリアとは、私の記憶では人間イエス・キリストの妻ではなかったか、イエスの子供を身ごもり、その血統が現代にまで脈々とつながれている・・。よく見たらこの本の題名は「まぐだら屋のマリア」。ひなびた「尽果(つきはて) […]
2018年7月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_21 時給三○○円の死神 藤まる 心残りや悔いを残して亡くなると成仏できず、「死者」として心残りを晴らすまでこの世での生活が続く。この期間のことをロスタイムという。しかし、成仏するとこのロスタイムの記憶はすべて消え失せてしまう。「死者」の心残りを晴らす […]