2019_8 幻想古書店で珈琲を~賢者たちの秘密~ 蒼月海里
シリーズ本、連続で読んでしまいました。「縁7」を無くした人だけが訪れることができる不思議な古書店「止まり木」のマスター、魔法使いと名乗る亜門、その使用人である普通の人間の名取司、そして亜門の古くからの友人で、同じく魔法使いらしいビジュアル系男子のコバルト。3人の奇妙な物語に、今回のシリーズには、新キャラクター、アザリアと風音が登場する。亜門たちは悪魔の分類にに属するらしいが、新キャラは天使や神様に属するようで、すなはち、亜門たちとは敵対する立場にあり必然的に、壮絶な戦いが行われるが、その後は和解して共存していくようになる。この新キャラの登場により、亜門たちの過去がさらに明かされていくことになる。こうした幻想社会の中で、人間名取司はどんな生き方をしていくのか、まだまだ謎を秘めた亜門の過去はどんなものだったのか、次のシリーズが楽しみです。