2016年5月26日 / 最終更新日時 : 2020年11月15日 hontake 2016年2016_17 ラスト・ワルツ 柳 広司 ひさしぶりのジョーカーシリーズ。ナチスドイツ時代の、日本、ドイツ、満州を舞台にした日独のスパイ合戦。結城大佐率いるD機関のスパイメンバーのすごさが際立つ。想像を超えたトリックは読んでいて小気味がよい。ただ、何のためのスパ […]
2016年5月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_16 南部芸能事務所 畑野智美 ひょんなことから芸人(漫才師)を目指すことになった大学生溝口、彼を皮切りに、弱小芸能プロダクションに関わる人間模様が語られる。そこには様々な人生がある。悩み、悔み、葛藤、夢、喜び。いずれにしても芸人の世界は厳しい世界で […]
2016年5月13日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_15 かくりょの宿飯ニ あやかしお宿で食事処はじめます。 友麻 碧 前作の続き、おじいさんの隠世(かくりょ)での借金を返すため、食事処を開設するところから始まります。隠世の世界でも商売は大変で、なかなかうまくいきませんが、色々な事件に巻き込まれながら徐々に軌道に乗っていきます。ほのぼの […]
2016年4月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_14 リ ピ ー ト 乾 くるみ 10か月前の自分に現在の意識をもったまま戻ることが出来るという”リピート”。選ばれたのは主催者を含め10人。ところが、リピート後に次々と死んでいく”リピーター”、隠された秘密が徐々に明らかになっていく。必ずしも過去に戻 […]
2016年4月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_13 名城と合戦の日本史 小和田哲男 戦国時代から西南戦争までの合戦が、お城と合戦の戦略を交えて語られている。有名なお城や合戦もあれば、無名の合戦もあり、特に合戦の状況、いきさつ、裏事情が興味深いものでした。
2016年4月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_12 七つの会議 池井戸 潤 住宅関連設備メーカー、業績アップのために課せられるノルマ、それを達成するための不正行為、コストダウンのためのネジ強度不足、そして隠蔽工作へとつながっていく。企業の中の様々な思い、人間関係、登場人物の生い立ちまでさかのぼ […]
2016年3月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_11 ブ ラ ッ ク 山田悠介 引退間際のプロ野球選手が、下半身不随になってしまい自殺をほのめかす野球少年とサイクルヒットを打つことを約束するが、結局達成することができずにくも膜下出血で死んでしまう。病気のために、双子の兄弟と離され、離島で重労働を課 […]
2016年3月28日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_10 誰も書かなかった 日本史「その後」の謎 雑学総研 日本史の裏話的な雑学本、そうなんだ、というような話しと、すでに知っているような話もちらほらと。雑学としては面白いものではありますが、チョット内容が薄いような気がしてなりません。でも突っ込んで書いたらしつこく感じてしまい […]
2016年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_9 64(ロクヨン)下 横山秀夫 警察広報部のマスコミ対策、刑事部と警務部の確執、そこに14年前の未解決誘拐事件、通称64(ロクヨン)の模倣誘拐事件が発生。64で身代金を奪われ、娘を殺されてしまった父親の執念、14年前の真犯人があぶりだされていく。様々 […]
2016年3月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_8 64(ロクヨン) 上 横山秀夫 単行本が発売された時から気になっていた本です。文庫化で早速購入、映画化もされました。警察組織の内情、マスコミとの関係、誘拐事件に秘められた謎、いよいよ佳境に入っていきます。64とは、わずか一週間しかなかった昭和最後の年 […]
2016年2月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_7 10 テン 俺たちのキックオフ 堂場瞬一 ワールドカップラグビーで一躍人気沸騰したラグビーの物語。名門大学ラグビー部の監督が急死、急遽監督となったコーチと元監督の息子でもあるキャプテンとのぶつかり合いを描く。目的は同じ勝つことではあるがその方法が異なる。最後は […]
2016年2月16日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_6 アドラーに学ぶ 職場コミュニケーションの心理学 小倉 広 心理学に何となく興味があり、ふと本の題名にも気を引かれ、仕事に生かせるかなと読んでみることに。アドラー心理学が少し分かったような気がするが、本の内容は如何に感情を荒らげないようにするか、のテクニックのようにも感じられた […]
2016年2月10日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_5 クロノス -天命探偵 Next Gear- 神永 学 久々の神永作品、シリーズ5作目、やはり神永作品は面白い。スーパーヒーロー、超無鉄砲の真田、殺人の予知夢を見る志乃、いまは昏睡状態にあるが、その夢を映像化してしまうクロノスシステム。その殺人予知夢で殺される人を救おうとす […]
2016年2月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_4 フォルトゥナの瞳 百田尚樹 久々の百田作品です。死が迫っている人が透けて見えるという能力を持った主人公。死が迫っていると分かったらその人を救ってあげたいと思うのは当然の思い、しかしそれは、運命を変えることであり神への冒涜でもある。その代償として自 […]
2016年1月28日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_3 神様の御用人5 浅葉なつ いつの間にか5冊目となった御用人シリーズ。今回は、別居している天孫降臨のニニギノミコトの仲直り、鳥になり切れなかった倭建命(ヤマトタケルのミコト)、権禰宜に恋をする大地主神(オオコトヌシノカミ)、そして、USJで遊び、 […]
2016年1月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_2 天孫降臨の謎 関 裕二 天孫降臨はなぜ九州なのか?神武東征とは何だったのか?神功皇后の正体は?出雲とどのようにかかわっているのか?邪馬台国とヤマト、卑弥呼とトヨ、武内宿禰とは・・・、などなど。復習も兼ねて楽しく読みました。
2016年1月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_1 命売ります 三島由紀夫 真面目に読んだ三島由紀夫の本は初めてです。生きていることに飽きて自殺したものの死にきれず、自分の命を売りに出すが、逆に命を買いに来た人が死にに行く。死を恐れない人間の心理描写、その後死にきれず命が惜しくなり、死の恐怖を […]
2016年1月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_48 むかしのはなし 三浦しをん 「かぐや姫」や「浦島太郎」などの昔話をモチーフにした7つの短編集として読み始めたが、読み進むにつれ繋がりが何となく見えてくる。それは三か月後に隕石が地球に衝突、限られた人間だけがロケットで脱出できるという背景。過去を振 […]
2015年12月11日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2015年2015_47 シャイロックの子供たち 池井戸 潤 銀行をめぐる人々の物語。それぞれの生きてきた背景、人生模様、それらが錯綜しながら話が進んでいく。銀行業界も厳しく、業績を上げるための厳しいノルマ、それを達成するための葛藤、そんな中、様々な事件が起こる。銀行ではないが、 […]
2015年12月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月26日 hontake 2015年2015_46 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたら、あなたの淹れた珈琲を 岡崎琢磨 以前から本屋で気になっていた本でした。珈琲のバリスタのお話。ミステリーではありますがどちらかというとほのぼの系。話が前後したり、どんでん返しがやたら多くてストーリーを見失いかけてしまうことがしばしば。主人公アオヤマの意 […]