2016年9月27日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_35 神様の御用人 6 浅葉なつ 今回は3柱の神様の話。一柱めは平将門の祟りの話、祟りがたたりになっていない滑稽さがある。二柱目は出雲の国譲りの使者としてヤマトから派遣された建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)と経津主神(ふつぬしのかみ)のせつない物 […]
2016年7月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_25 優しい死神の飼い方 知念実希人 死期が近い人間をあの世へ導くことが仕事の「死神」が、遺恨なく旅立たせるために、セラピスト犬として降臨、末期がんの患者たちの未練を解きほぐしていく。そのことが、予想だにしない事件へとつながっていく。そして最後に死神の正体 […]
2016年5月13日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_15 かくりょの宿飯ニ あやかしお宿で食事処はじめます。 友麻 碧 前作の続き、おじいさんの隠世(かくりょ)での借金を返すため、食事処を開設するところから始まります。隠世の世界でも商売は大変で、なかなかうまくいきませんが、色々な事件に巻き込まれながら徐々に軌道に乗っていきます。ほのぼの […]
2016年1月28日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_3 神様の御用人5 浅葉なつ いつの間にか5冊目となった御用人シリーズ。今回は、別居している天孫降臨のニニギノミコトの仲直り、鳥になり切れなかった倭建命(ヤマトタケルのミコト)、権禰宜に恋をする大地主神(オオコトヌシノカミ)、そして、USJで遊び、 […]
2015年11月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_42 幻想古書店で珈琲を 蒼月海里 突然職を失った名取司23歳、神保町の大きな本屋の中で不思議な古本屋「止まり木」に紛れ込む。そこにいた不思議な店主「亜門」、奇妙な付き合いが始まる。亜門の正体は後半明らかになります。心温まる内容でした。物語は続きそうな気 […]
2015年10月1日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_36 幻想探偵社 堀川アサコ 幻想シリーズ四作め、幽霊専門の探偵社の物語。幽霊が何人も登場してくるのに、その怖さがなく親しみやすく描かれ、むしろ怖いのは人間の方である。幽霊主人公である「大島ちゃん」、自分がなぜ死んだかもわからない、その秘密を後輩の […]
2015年9月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_35 神様の御用人4 浅葉なつ シリーズ4作め、これまでは短編集でしたが、今回は一つの物語の長編です。しかも、これまではどことなくユーモラスだったのが今回はシリアスなミステリーっぽい内容でした。舞台は和歌山、紀国、神武東征の一幕で戦った名草戸畔(なぐ […]
2015年9月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_34 ドッグカフェ・ワンノアール 凛とシルビー謎解き幽霊譚 石田 祥 幽霊が見える主人公、凛と犬のシルビー、ドッグカフェでの出来事から徐々にミステリーっぽくなり、最後の章でサスペンスになり、思わぬどんでん返しがある。いろいろ考えさせられる内容でした。
2015年7月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_29 幻想日記店 堀川アサコ 「幻想郵便局」、「幻想映画館」 の幻想シリーズ三作め。考えてみれば、日記はある意味、人生の教科書と言えなくもない。それで商売をするとは斬新なアイデアです。幻想シリーズはいわゆるファンタジーの世界ではありますが、前作二つ […]
2015年7月23日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_28 幽落町おばけ駄菓子屋 蒼月海里 浮世と常世の狭間、あやかしの住む町の幽落町、そんな町に下宿することになってしまった大学生の御城彼方(みじょうかなた)。幽落町には、成仏しきれない亡者が訪れ、その成仏の手助けを、駄菓子屋の主人水脈(みお)が行う。幽落町に […]
2015年6月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_22 神様の御用人3 浅葉なつ シリーズ3作目。神様の御用聞きである御用人の良彦も御用人の仕事が板についてきました。目付役であり相棒でもある狐の姿をした方位神モフモフとのコンビも絶妙。今回は4柱(神様)の物語、いずれもいい話でした。シリーズはまだ続く […]
2015年5月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_15 かくりょの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。 友麻 碧 あやかし=妖怪、それは限られた人にしか見えない。その限られた人である、津場木葵、そしてその祖父津場木史郎。物語はそんな祖父の葬式から始まる。祖父は隠世(かくりょ)=あやかしの住む世界にある宿屋「天神屋」の主人に葵との結 […]
2015年2月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_4 神様の御用人2 浅葉なつ 一寸法師のモデルとなった少彦名神(すくなひこなのかみ)が温泉に入りたいと願う。心が優しすぎて人にとり憑くことができない貧乏神が厄病神と言い争う。人の悲しみを引き受けて1000年以上井戸の中で代わりに泣き続けきた泣沢女神 […]
2015年2月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_3 神様の御用人 浅葉なつ 神様は昔みたいなパワーはない、神様は万能ではないし悩み事もある。ある面、神様も人間味のあるところがあるのかもしれません。抹茶パフェが食べたい神様、パソコンをする引きこもりの神様、恋をしてしまう神様など、個性豊かな神様が […]
2014年6月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2014年2014_15 幻想映画館 堀川アサコ 幻想郵便局の姉妹品とでもいうべき作品。亡くなられた人が、新月の夜中、この映画館でそれぞれの人生の走馬灯を見て旅立っていく。幽霊が見えてしまう主人公が、複雑な人間模様の中で最後は殺人事件の真相にまでせまっていく。コメディ […]
2014年4月17日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2014年2014_9 幻想郵便局 堀川アサコ この世と天国、あるいは地獄との境界にある登天郵便局。人間と幽霊との違いが分からなくなってしまいます。怨霊が怖いものでなはく、喜劇的にさえ感じられます。そうした中に人間の生き方のようなもが感じられました。