2016年7月27日 / 最終更新日時 : 2020年12月12日 hontake 2016年2016_27 肉体の学校 三島由紀夫 1964年に刊行されながら、その古さを感じさせない内容である。元華族の独身婦人の恋物語、事業に成功しお金に不自由はなく、その欲求不満を満たすかのように若者と恋に落ちる。その精神的な心理描写がさすが三島文学といった感じで […]
2016年7月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_26 ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾 久々の東野圭吾作品。「ナミヤ雑貨店」のナヤミ相談。時空を超えた悩みごとの展開が面白い。読み進むうちに養護施設「丸光園」を通しての物語が見えてくる。そこにあるものは読者の想像力に委ねられているいるようである。
2016年7月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_25 優しい死神の飼い方 知念実希人 死期が近い人間をあの世へ導くことが仕事の「死神」が、遺恨なく旅立たせるために、セラピスト犬として降臨、末期がんの患者たちの未練を解きほぐしていく。そのことが、予想だにしない事件へとつながっていく。そして最後に死神の正体 […]
2016年7月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_24 神去なあなあ夜話 三浦しをん 「神去なあなあ日常」の続編。主人公平野勇気が、神去村の住人とふれあい、村の過去の出来事や、住人のひととなりが明らかになっていく。そして、少しづつ神去村に馴染んでいく様が読んでいて心地よい。田舎暮らしもいいもんだなあと思 […]
2016年6月26日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_23 ゴルフ ミス・ショットが驚くほど無くなる本 ライフ・エキスパート(編) チョット趣味の本に寄り道、スイングの悪いところを改めて認識、でも分かっていて直せないのがゴルフ。イラストもあり、あっという間に読み終えました。
2016年6月23日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_22 インフェルノ(下) ダン・ブラウン 久々のダンブラウン、ラングドンシリーズです。息をもつかせぬストーリーの展開は相変わらず。今回は、ダンテの「新曲」をテーマにイタリアのフィレンツェとヴェネツィア、そしてトルコのイスタンブールを舞台にしたサスペンス。人口増加 […]
2016年6月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_21 インフェルノ(中) ダン・ブラウン 久々のダンブラウン、ラングドンシリーズです。息をもつかせぬストーリーの展開は相変わらず。今回は、ダンテの「新曲」をテーマにイタリアのフィレンツェとヴェネツィア、そしてトルコのイスタンブールを舞台にしたサスペンス。人口増加 […]
2016年6月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_20 インフェルノ(上) ダン・ブラウン 久々のダンブラウン、ラングドンシリーズです。息をもつかせぬストーリーの展開は相変わらず。今回は、ダンテの「新曲」をテーマにイタリアのフィレンツェとヴェネツィア、そしてトルコのイスタンブールを舞台にしたサスペンス。人口増 […]
2016年6月6日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_19 京都骨董ふしぎ夜話 獅子ししゃも 京都にある桃枝骨董点、店主の桃枝未之助、店員の天草、そして未之助の孫娘の光。後半に店員天草のカミングアウトがあります。ほのぼの系の物語ではありますが、骨董品をめぐる推理小説的な面もあり心地よく読むことができました。物語 […]
2016年6月2日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_18 検証! 古代史「十大遺跡」の謎 関 裕二 久しぶりに関さんの本、2016年5月11日に出版されたばかりの本です。青森の三内丸山遺跡から、出雲の荒神谷遺跡、そして佐賀の吉野ケ里遺跡、奈良の纒向遺跡と箸墓古墳、関東では埼玉の稲荷山古墳、群馬の岩宿遺跡も取り上げられ […]
2016年5月26日 / 最終更新日時 : 2020年11月15日 hontake 2016年2016_17 ラスト・ワルツ 柳 広司 ひさしぶりのジョーカーシリーズ。ナチスドイツ時代の、日本、ドイツ、満州を舞台にした日独のスパイ合戦。結城大佐率いるD機関のスパイメンバーのすごさが際立つ。想像を超えたトリックは読んでいて小気味がよい。ただ、何のためのスパ […]
2016年5月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_16 南部芸能事務所 畑野智美 ひょんなことから芸人(漫才師)を目指すことになった大学生溝口、彼を皮切りに、弱小芸能プロダクションに関わる人間模様が語られる。そこには様々な人生がある。悩み、悔み、葛藤、夢、喜び。いずれにしても芸人の世界は厳しい世界で […]
2016年5月13日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_15 かくりょの宿飯ニ あやかしお宿で食事処はじめます。 友麻 碧 前作の続き、おじいさんの隠世(かくりょ)での借金を返すため、食事処を開設するところから始まります。隠世の世界でも商売は大変で、なかなかうまくいきませんが、色々な事件に巻き込まれながら徐々に軌道に乗っていきます。ほのぼの […]
2016年4月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_14 リ ピ ー ト 乾 くるみ 10か月前の自分に現在の意識をもったまま戻ることが出来るという”リピート”。選ばれたのは主催者を含め10人。ところが、リピート後に次々と死んでいく”リピーター”、隠された秘密が徐々に明らかになっていく。必ずしも過去に戻 […]
2016年4月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_13 名城と合戦の日本史 小和田哲男 戦国時代から西南戦争までの合戦が、お城と合戦の戦略を交えて語られている。有名なお城や合戦もあれば、無名の合戦もあり、特に合戦の状況、いきさつ、裏事情が興味深いものでした。
2016年4月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_12 七つの会議 池井戸 潤 住宅関連設備メーカー、業績アップのために課せられるノルマ、それを達成するための不正行為、コストダウンのためのネジ強度不足、そして隠蔽工作へとつながっていく。企業の中の様々な思い、人間関係、登場人物の生い立ちまでさかのぼ […]
2016年3月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_11 ブ ラ ッ ク 山田悠介 引退間際のプロ野球選手が、下半身不随になってしまい自殺をほのめかす野球少年とサイクルヒットを打つことを約束するが、結局達成することができずにくも膜下出血で死んでしまう。病気のために、双子の兄弟と離され、離島で重労働を課 […]
2016年3月28日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_10 誰も書かなかった 日本史「その後」の謎 雑学総研 日本史の裏話的な雑学本、そうなんだ、というような話しと、すでに知っているような話もちらほらと。雑学としては面白いものではありますが、チョット内容が薄いような気がしてなりません。でも突っ込んで書いたらしつこく感じてしまい […]
2016年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_9 64(ロクヨン)下 横山秀夫 警察広報部のマスコミ対策、刑事部と警務部の確執、そこに14年前の未解決誘拐事件、通称64(ロクヨン)の模倣誘拐事件が発生。64で身代金を奪われ、娘を殺されてしまった父親の執念、14年前の真犯人があぶりだされていく。様々 […]
2016年3月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_8 64(ロクヨン) 上 横山秀夫 単行本が発売された時から気になっていた本です。文庫化で早速購入、映画化もされました。警察組織の内情、マスコミとの関係、誘拐事件に秘められた謎、いよいよ佳境に入っていきます。64とは、わずか一週間しかなかった昭和最後の年 […]