2018_16 あの頃ぼくらはアホでした 東野圭吾
小学生から大学、就職するまでの自叙伝的エッセイ。1958年生まれ、私と同じ年の生まれでが、東野さんは早生まれのため私より学年は1年上ですが、ほぼ同世代。一浪で工学部、体育系の部活と私との共通点が多く、とても親近感を覚えました。小学生時代のウルトラQからウルトラマン、そしてウルトラセブンへ、その間にあまり知られていないキャプテンウルトラなるものがあった話。ウルトラマンに出てきた宇宙墓場に帰りたい怪獣シーボーズ、ピグモンとガラモンが同じだとか、他にも思わずうなづいてしまう話がたくさんありました。工学部出身でで売れっ子作家になった東野さんてどんな人なのだろうと思っていたのですが、この本を読んである程度分かったような気がしました。でもハチャメチャぶりは何枚も上手でした。