2018_17 悪 意 東野圭吾
作家希望の小学校の同級生が、大人になってから殺人事件を起こす。中学校ではいじめの問題があり、別々の高校へ進む。そして一人は作家に、一人は教師に。二人に関わりあう人の証言を織り込みながらストーリーが進み、一旦落着するように思えるが、まだページが残っている。やっぱりどんでん返しがありました。事件を担当した刑事加賀恭一郎は、元教師という異色の刑事であり、被疑者の同僚でもあった。その加賀刑事の洞察力によって真実が暴かれていく。最後の最後になって「悪意」の意味が分かります。