2018年7月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_20 人魚の眠る家 東野圭吾 チョット雰囲気の違った東野作品。脳死と臓器提供という重いテーマを描いた作品です。小学校へ入る前の可愛い娘がプールで溺れ、突然昏睡状態に。医師から脳死状態を告げられ、臓器提供の意思を問われる両親、果たして自分がそうした状 […]
2018年6月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-19 眠りの森 東野圭吾 眠りの森、それはバレエ「眠りの森の美女」を踊る名門バレエ団のダンサー達の物語。バレエ団の事務所に見知らぬ男が侵入、居合わせたバレリーナともみ合い、男は頭を殴られ死亡してしまう。正当防衛を主張する団員達。やがてバレエ団の […]
2018年6月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_18 翼、ふたたび 江上 剛 江上さん得意の企業復興物語。本文中は「ヤマト航空」であるが、言わずもがな日本航空(JAL)をモデルとしている。2010年1月19日、日本航空(JAL)は経営破綻から会社更生法の適用の申請を行う。実質的な倒産である。国に […]
2018年6月14日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_17 悪 意 東野圭吾 作家希望の小学校の同級生が、大人になってから殺人事件を起こす。中学校ではいじめの問題があり、別々の高校へ進む。そして一人は作家に、一人は教師に。二人に関わりあう人の証言を織り込みながらストーリーが進み、一旦落着するよう […]
2018年6月8日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_16 あの頃ぼくらはアホでした 東野圭吾 小学生から大学、就職するまでの自叙伝的エッセイ。1958年生まれ、私と同じ年の生まれでが、東野さんは早生まれのため私より学年は1年上ですが、ほぼ同世代。一浪で工学部、体育系の部活と私との共通点が多く、とても親近感を覚え […]
2018年6月6日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_15 悪いものが、来ませんように 芦沢 央 騙されました。そして読み返そうと思いました。帯に「絶対、ぜったいだまされて、読み返します!」とあります。カバーをつけていたため、この帯の先入観なく読んだのですが、まんまと騙されました。前半から中盤にかけて、女性の心理描 […]
2018年5月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_14 「絶対絶命」の明治維新 安藤優一郎 教科書では教えてくれない明治維新、そんな内容でした。歴史を後から見る我々は結果が分かっていますが、当時を生きていた人たちにとってはどうなるかわからない未来であったはずです。明治維新の激変、その変化の本当のすさまじさは当 […]
2018年5月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_13 ラプラスの魔女 東野圭吾 ラプラスとは確か数学か物理の学者だったような気がする。どんな内容なのか、何がラプラスなのかと思いながら読み始めました。いきなり竜巻で母親を無くすという事故。続いて映画監督の娘が硫化水素自殺を図り、母親も亡くなり、弟が意 […]
2018年5月7日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_12 ラストチャンス 再生請負人 江上 剛 東大卒、エリート銀行員として順調に務めてきたが、銀行の合併に伴う人員削減、いわゆるリストラの中で、レストランチェーン店を営む会社の再建人として転職する。与えられたポストは社長に次ぐナンバー2、いざ再建に取り組み始めるが […]
2018年4月21日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_11 まほろ駅前狂騒曲 三浦しをん テレビドラマにもなった「まほろ駅前多田便利軒」のシリーズ3作めです。この物語の登場人物には、普通の人はほとんどいません。便利屋の多田をはじめ、独特の個性を持った相棒の仰天、そして様々な仕事を持ち込むお客や、周りの仲間た […]
2018年4月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_10 分 身 東野圭吾 北海道と東京で暮らす二人の女子大生、二人は全く同じ顔をしている。別々に育ち、親の繋がりも全くない。双子の姉妹なのか。それぞれが生きてきた中で、全く親に似ていないなど、何となく疑問を感じる些細な出来ことがなかったわけでは […]
2018年3月27日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-9 敗者たちの季節 あさのあつこ 夏の高校野球県予選、決勝戦でサヨナラ負けし、いったんはピリオドを打った。しかし、優勝チームが不祥事を起こし出場を辞退、思わぬ形で甲子園に出られることになる。天国から地獄、その裏側には様々な気持ちの葛藤が起きている。負け […]
2018年3月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_8 魔術はささやく 宮部みゆき 久々の宮部さんの小説です。とは言っても作品的には古いもののようです。若い女性3人が次々に不可解な自殺で死んでゆく。3人目の女性は突然タクシーに飛び込んだ。そのタクシーの運転者の家族がいつの間にか事件としての真相に近づい […]
2018年3月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-7 ここまで分かった! 本能寺の変 「歴史読本」編集部 明智憲三郎さんの本能寺の変を読んで、以前読んだ本能寺の変の本を再読することにしました。前回読んだ時の感想に、「よくわかりませんでした。」とあり、今回は理解が進むのではと再読したのですが、あまり進みませんでした。それは、 […]
2018年3月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-6 本能寺の変 431年目の真実 明智憲三郎 歴史捜査、正に警察が行う事件捜査のように証拠を集め歴史を紐解いていく、そんな内容でした。本能寺の変は、信長が光秀に命じて家康を討とうとした。しかし光秀は、ちゃんとした動機があって信長に謀反、その裏には様々な策謀、密約、 […]
2018年2月26日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-5 海の底 有川 浩 横須賀港を巨大ザリガニの大群が襲う。小中学生男子13人と女子高生1人が逃げ遅れ、潜水艦の二人の若い乗組員とともに潜水艦に逃げ込み取り残されてしまう。逃げ込む際に、潜水艦の艦長が犠牲になってしまう。巨大ザリガニの撃退と、 […]
2018年2月14日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-4 魔 球 東野圭吾 高校野球、9回裏2アウト満塁から降り逃げで負ける場面から物語は始まる。並行して企業の爆弾事件が起こる。どうかかわりあうのかと思いながら読み進めると、サヨナラ負けしたキャッチャーが殺される。続いてピッチャーまでも。全く関 […]
2018年2月1日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-3 定年ですよ 日経ヴェリタス編集部 私ももうすぐ定年、本屋で目に留まり思わず購入してしまいました。定年後の準備のためだけでなく、子育てからマイホーム購入、貯蓄やマネープラン、そして相続やお墓のことまで実に幅広くたくさんのことが書かれていてます。色々な制度 […]
2018年1月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_2 神坐す山の物語 浅田次郎 東京都の山奥、御嶽(みたけ)神社でのチョット昔の物語を、神社で育った主人公が子供のころおばさんから聞くという形で物語が語られる。神社という神聖な場所での不思議な話や、ちょっと怖い話もあり、しみじみ読めました。この主人公 […]
2018年1月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-1 逆説の日本史16 ~江戸名君編~ 井沢元彦 久し振りの逆説の日本史です。16巻目は江戸時代の名君編。徳川光圀、保科正之、上杉鷹山、池田光正、そして日本、江戸時代独特の町民文化が語られている。逆説の日本史の根底には、歴史学者、歴史学会に対する、①日本史の呪術的側面 […]