2020年6月10日 / 最終更新日時 : 2020年12月14日 hontake 2020年2020_19 デトロイト美術館の奇跡 原田マハ デトロイトといえば自動車産業の中心都市です。そんなデトロイトに不況の波が押し寄せ、デトロイト市の財政が破綻してしまいます。そんな、デトロイトにある市立のデトロイト美術館、ゴッホ、ピカソ、そしてセザンヌなど世界有数の名画 […]
2020年6月8日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_18 名探偵の掟 東野圭吾 「名探偵の呪縛」に続いて、「名探偵の掟」、こちらは短編集ではありますが、名探偵、天下一大五郎と凡庸警部の大河原番三がほぼ一貫して登場、天下一が事件の謎解きをする形をとっている。ただ、ここ書かれている物語は、他なるミステ […]
2020年5月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_17 名探偵の呪縛 東野圭吾 ある作家が自らが書いた推理小説の主人公の探偵、天下一にすり替わり、不思議な世界に迷い込む、そして難解事件事件を解決していくというストーリー。不思議な世界とは、歴史がなく、ミステリー小説という言葉もないという町。それは、 […]
2020年5月22日 / 最終更新日時 : 2020年12月21日 hontake 2020年2020_16 手 紙 東野圭吾 強盗殺人を犯した兄を持つ武島直貴を中心に、犯罪者を家族に持った人間とその周囲の人たちの心理、人間模様が語られています。 題名の「手紙」は、弟を大学に行かせたいという一心から罪を犯してしまった兄、剛志の獄中からの手紙として […]
2020年5月11日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_15 神様のコドモ 山田悠介 神様が出張中で、代わりに神様のコドモが人間界を眺めているというか、監視しているというか、そんなシチュエーションです。神様ではありますが、まだコドモであるため人間たちの過去は見えても、将来は見えないのだそうです。そうした […]
2020年5月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_14 仮面山荘殺人事件 東野圭吾 結婚を間近に控えた高之と朋美、式を挙げる予定の教会からの帰り朋美が車ごと崖から落下し亡くなってしまう。死因に不審な点はあるものの居眠り運転というこで処理される。 3か月後、高之は朋美の両親から別荘に誘われる。朋美は亡く […]
2020年4月28日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_13 金継の家 ほしおさなえ 金継ぎ(きんつぎ)とは、割れてしまった茶碗などの陶器や磁器を漆を使ってはりつけ、元の形に直すこと。美術品などの修復とは異なり、はりつけた跡を残すことによって、新たな器としてスタートさせるものなのだそうです。 そんな金継を […]
2020年4月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_12 さまよう刃 東野圭吾 かけがえのない娘(長峰絵摩)を不良少年に強姦されたあげくに殺された父親、長峰重樹。謎の密告者から犯人のアパートの住所を知らされ、そこで、強姦される娘のビデオを見てしまう。犯人は二人、そして帰宅した犯人の一人を無残に殺害 […]
2020年4月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_11 キネマの神様 原田マハ 帯に『映画化決定』と志村けんさんの写真が掲載されていますが、残念ながら先日新型コロナウィルスに感染し亡くなられてしまいました。感染する前に購入していたので、驚くと共に残念でなりません。ご冥福をお祈りします。 都市開発企 […]
2020年3月31日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_10 古代史「謎解き」入門 関裕二 久々に関さんの新刊を発見、即買いしました。関さんの古代史の謎解きシリーズの本は何冊か読みましたが、今回の本は、古代史に関心のある方が古代史を学ぶための案内本という感じです。歴史を解き明かすことを主眼に置いたものではなく […]
2020年3月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_9 虹を操る少年 東野圭吾 題名は「虹を操る少年」ですが、内容は「光」を操るといったほうが妥当ではないかと思える内容でした。主人公である白河光瑠(みつる)少年は、生物が発する光を見ることができます。そして自らもメッセージとしての光を発することがで […]
2020年3月13日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_8 海の見える理髪店 荻原 浩 この作品、直木賞受賞作品です。家族にまつわる6つの短編集。様々な家族の生き様、関わり合いから将来に向かって何かを信じ生きていくことを語かたりかけています。 一遍めは、題名にもなっている「海の見える理髪店」結婚を控えた主 […]
2020年3月6日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_7 暗幕のゲルニカ 原田マハ ピカソの「ゲルニカ」とは、空爆を受けたスペインの町ゲルニカの惨状を描いたものであることは何となく知ってはいましたが、この本を読んで、ゲルニカのが描かれた意味、ピカソの思いを改めて知ることができました。 本書は時代を隔て […]
2020年2月25日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_6 出雲のあやかしホテルに就職します 4 硝子町玻璃 3巻に続き連続して読みました。4巻では、ホテル櫻葉に訪れる人間のお客や人間でないお客とのかかわりあいの話が4話納められています。1話は、陰陽師の家系で特に力の強い4つの家系「四華」の一つ蓮沼家の人々の話。蓮沼家には、元 […]
2020年2月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_5 出雲のあやかしホテルに就職します3 硝子町玻璃 第2巻を読んでから1年5ケ月が経過しての第3巻、内容を忘れかけていました。第3巻では、時町見初(ときまちみそめ)が出雲にある人間だけでなく妖怪や神様も宿泊できる「ホテル櫻葉」に就職して1年が過ぎ、仕事にも慣れ、従業員や […]
2020年2月14日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_4 パラレルワールド・ラブストーリー 東野圭吾 幼馴染の敦賀崇史と三輪智彦、二人は総合コンピュータ会社のバイテック社に入社、そして同社が経営するMACという専門学校で記憶にかかわる研究をすることになる。ある時、崇史は智彦から恋人津野麻由子を紹介されるが、麻由子は、か […]
2020年2月4日 / 最終更新日時 : 2020年12月21日 hontake 2020年2020_3 小説 渋沢栄一(下) 津本 陽 明治維新のどさくさ、役人を退職し第一国立銀行頭取になってからのすさまじいまでの起業活動。銀行だけでなく500を超える様々な事業団体を立ち上げ、昭和6年92歳でこの世を去るまでの半生が描かれています。日本の産業の基礎を築 […]
2020年1月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_2 小説 渋沢栄一(上) 津本 陽 渋沢栄一は埼玉出身でありながら、その生き様について詳しくは知りませんでした。来年の大河ドラマで放映されるということで先んじて読んでみることにした次第です。上巻では幼少から青春そして30歳代くらいまで、幕末から明治の維新 […]
2020年1月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020-1 古事記神話入門 三浦佑之 これまでに何冊か古事記関連の本を読みましたが、最も分かりやすく、著者の理解の深さを感じる本でした。出雲神話を中心に、口語訳された古事記の内容を示し、その解説文を掲載する形で書かれています。私とっては、“かゆいところに手 […]