2018年9月14日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_27 出雲のあやかしホテルに就職します 硝子町玻璃 出雲のホテル櫻葉、そこは心霊スポットとしてうわさされているが、実は人間だけでなく幽霊/妖怪/神様が泊まれるホテル。そこに不本意ながら就職することになった女子大生、時町見初(ときまちみそめ)。彼女は幽霊が見える。そこで働 […]
2018年9月10日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_26 黒猫の小夜(セレナーデ) 知念実希人 黒猫の体を借りた死神、クロ。死神の仕事はこの世に未練を残して死んだため、地縛霊となって漂っている魂をあの世へ送り届けること。そんなひとつの地縛霊を意識不明の少女に乗り移すところから物語が始まる。少女の家を住家に地縛霊の […]
2018年8月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-25 古代の鉄と神々 真弓常忠 鉄は砂鉄を溶かしてつくった。それが常識と思っていました。ところが、植物の葦の根には「スズ」と呼ばれる褐鉄鋼がまさしく「スズナリ」にできるという。驚きである。しかも、褐鉄鋼は溶かさなくても、700~800℃で鍛造によって […]
2018年8月10日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_24 かくりょの宿飯八 あやかしお宿が町おこしします。 友麻碧 あやかしお宿シリーズ7巻、8巻、連読です。今回は、隠世を構成する八葉のうち、北に位置する氷里城への旅。前巻に続き、少しづつ過去の歴史や搭乗人物の生い立ちが明かされ、天神屋の大旦那の正体も少しづつ明かされていきます。スト […]
2018年8月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_23 かくりょの宿飯七 あやかしお宿の勝負めし出します。 友麻碧 8ヶ月ぶりのかくりょの宿飯シリーズ、前六巻は天神屋の大旦那が妖都に出向き行方知れずになってしまったところで終わっており、これからが気になっていたところ。第七巻では、かくりょの歴史やあやかしたちの過去が少しづつ明らかにさ […]
2018年7月26日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_22 まぐだら屋のマリア 原田マハ マグダラのマリアとは、私の記憶では人間イエス・キリストの妻ではなかったか、イエスの子供を身ごもり、その血統が現代にまで脈々とつながれている・・。よく見たらこの本の題名は「まぐだら屋のマリア」。ひなびた「尽果(つきはて) […]
2018年7月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_21 時給三○○円の死神 藤まる 心残りや悔いを残して亡くなると成仏できず、「死者」として心残りを晴らすまでこの世での生活が続く。この期間のことをロスタイムという。しかし、成仏するとこのロスタイムの記憶はすべて消え失せてしまう。「死者」の心残りを晴らす […]
2018年7月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_20 人魚の眠る家 東野圭吾 チョット雰囲気の違った東野作品。脳死と臓器提供という重いテーマを描いた作品です。小学校へ入る前の可愛い娘がプールで溺れ、突然昏睡状態に。医師から脳死状態を告げられ、臓器提供の意思を問われる両親、果たして自分がそうした状 […]
2018年6月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-19 眠りの森 東野圭吾 眠りの森、それはバレエ「眠りの森の美女」を踊る名門バレエ団のダンサー達の物語。バレエ団の事務所に見知らぬ男が侵入、居合わせたバレリーナともみ合い、男は頭を殴られ死亡してしまう。正当防衛を主張する団員達。やがてバレエ団の […]
2018年6月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_18 翼、ふたたび 江上 剛 江上さん得意の企業復興物語。本文中は「ヤマト航空」であるが、言わずもがな日本航空(JAL)をモデルとしている。2010年1月19日、日本航空(JAL)は経営破綻から会社更生法の適用の申請を行う。実質的な倒産である。国に […]
2018年6月14日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_17 悪 意 東野圭吾 作家希望の小学校の同級生が、大人になってから殺人事件を起こす。中学校ではいじめの問題があり、別々の高校へ進む。そして一人は作家に、一人は教師に。二人に関わりあう人の証言を織り込みながらストーリーが進み、一旦落着するよう […]
2018年6月8日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_16 あの頃ぼくらはアホでした 東野圭吾 小学生から大学、就職するまでの自叙伝的エッセイ。1958年生まれ、私と同じ年の生まれでが、東野さんは早生まれのため私より学年は1年上ですが、ほぼ同世代。一浪で工学部、体育系の部活と私との共通点が多く、とても親近感を覚え […]
2018年6月6日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_15 悪いものが、来ませんように 芦沢 央 騙されました。そして読み返そうと思いました。帯に「絶対、ぜったいだまされて、読み返します!」とあります。カバーをつけていたため、この帯の先入観なく読んだのですが、まんまと騙されました。前半から中盤にかけて、女性の心理描 […]
2018年5月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_14 「絶対絶命」の明治維新 安藤優一郎 教科書では教えてくれない明治維新、そんな内容でした。歴史を後から見る我々は結果が分かっていますが、当時を生きていた人たちにとってはどうなるかわからない未来であったはずです。明治維新の激変、その変化の本当のすさまじさは当 […]
2018年5月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_13 ラプラスの魔女 東野圭吾 ラプラスとは確か数学か物理の学者だったような気がする。どんな内容なのか、何がラプラスなのかと思いながら読み始めました。いきなり竜巻で母親を無くすという事故。続いて映画監督の娘が硫化水素自殺を図り、母親も亡くなり、弟が意 […]
2018年5月7日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_12 ラストチャンス 再生請負人 江上 剛 東大卒、エリート銀行員として順調に務めてきたが、銀行の合併に伴う人員削減、いわゆるリストラの中で、レストランチェーン店を営む会社の再建人として転職する。与えられたポストは社長に次ぐナンバー2、いざ再建に取り組み始めるが […]
2018年4月21日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_11 まほろ駅前狂騒曲 三浦しをん テレビドラマにもなった「まほろ駅前多田便利軒」のシリーズ3作めです。この物語の登場人物には、普通の人はほとんどいません。便利屋の多田をはじめ、独特の個性を持った相棒の仰天、そして様々な仕事を持ち込むお客や、周りの仲間た […]
2018年4月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_10 分 身 東野圭吾 北海道と東京で暮らす二人の女子大生、二人は全く同じ顔をしている。別々に育ち、親の繋がりも全くない。双子の姉妹なのか。それぞれが生きてきた中で、全く親に似ていないなど、何となく疑問を感じる些細な出来ことがなかったわけでは […]
2018年3月27日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-9 敗者たちの季節 あさのあつこ 夏の高校野球県予選、決勝戦でサヨナラ負けし、いったんはピリオドを打った。しかし、優勝チームが不祥事を起こし出場を辞退、思わぬ形で甲子園に出られることになる。天国から地獄、その裏側には様々な気持ちの葛藤が起きている。負け […]
2018年3月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_8 魔術はささやく 宮部みゆき 久々の宮部さんの小説です。とは言っても作品的には古いもののようです。若い女性3人が次々に不可解な自殺で死んでゆく。3人目の女性は突然タクシーに飛び込んだ。そのタクシーの運転者の家族がいつの間にか事件としての真相に近づい […]