2018年11月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_34 去年の冬、君と別れ 中村文則 女性二人を殺害した写真家、木原坂雄大のことを本に書こうとして、刑務所で接見しているところから物語が始まります。取材を進めていく中で、殺人の状況や、木原坂の生い立ち、その異常さが明らかになっていきます。そして木原坂には姉 […]
2018年7月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_20 人魚の眠る家 東野圭吾 チョット雰囲気の違った東野作品。脳死と臓器提供という重いテーマを描いた作品です。小学校へ入る前の可愛い娘がプールで溺れ、突然昏睡状態に。医師から脳死状態を告げられ、臓器提供の意思を問われる両親、果たして自分がそうした状 […]
2018年6月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-19 眠りの森 東野圭吾 眠りの森、それはバレエ「眠りの森の美女」を踊る名門バレエ団のダンサー達の物語。バレエ団の事務所に見知らぬ男が侵入、居合わせたバレリーナともみ合い、男は頭を殴られ死亡してしまう。正当防衛を主張する団員達。やがてバレエ団の […]
2018年6月14日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_17 悪 意 東野圭吾 作家希望の小学校の同級生が、大人になってから殺人事件を起こす。中学校ではいじめの問題があり、別々の高校へ進む。そして一人は作家に、一人は教師に。二人に関わりあう人の証言を織り込みながらストーリーが進み、一旦落着するよう […]
2018年6月6日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_15 悪いものが、来ませんように 芦沢 央 騙されました。そして読み返そうと思いました。帯に「絶対、ぜったいだまされて、読み返します!」とあります。カバーをつけていたため、この帯の先入観なく読んだのですが、まんまと騙されました。前半から中盤にかけて、女性の心理描 […]
2018年5月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_13 ラプラスの魔女 東野圭吾 ラプラスとは確か数学か物理の学者だったような気がする。どんな内容なのか、何がラプラスなのかと思いながら読み始めました。いきなり竜巻で母親を無くすという事故。続いて映画監督の娘が硫化水素自殺を図り、母親も亡くなり、弟が意 […]
2018年4月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_10 分 身 東野圭吾 北海道と東京で暮らす二人の女子大生、二人は全く同じ顔をしている。別々に育ち、親の繋がりも全くない。双子の姉妹なのか。それぞれが生きてきた中で、全く親に似ていないなど、何となく疑問を感じる些細な出来ことがなかったわけでは […]
2018年3月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_8 魔術はささやく 宮部みゆき 久々の宮部さんの小説です。とは言っても作品的には古いもののようです。若い女性3人が次々に不可解な自殺で死んでゆく。3人目の女性は突然タクシーに飛び込んだ。そのタクシーの運転者の家族がいつの間にか事件としての真相に近づい […]
2018年2月14日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018-4 魔 球 東野圭吾 高校野球、9回裏2アウト満塁から降り逃げで負ける場面から物語は始まる。並行して企業の爆弾事件が起こる。どうかかわりあうのかと思いながら読み進めると、サヨナラ負けしたキャッチャーが殺される。続いてピッチャーまでも。全く関 […]
2017年11月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_42 屋上のテロリスト 知念実希人 太平洋戦争後、日本が東西に分裂、ドイツがそうであったように、歴史的にあっても不思議ではなかったことである。その分裂を、セーラー服を着た少女が統一を目指す。そこに、自殺願望の少年が絡み、物語が進んでゆく。
2017年10月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_38 予 知 夢 東野圭吾 草薙刑事と湯川助教授の名コンビが難解事件を解決していくガリレオシリーズ。この「予知夢」には5作の短編が収められている。いずれも普通の事件のようなところに怪奇現象やオカルト的な内容がからみ、事件を複雑にするが、ガリレオこ […]
2017年10月2日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_35 ダイイング・アイ 東野圭吾 ミステリーでありサスペンスでもある。交通事故で女性が死ぬところから物語が始まる。その命が絶たれる瞬間の女性の状況、心理描写が生々しく、あたかも経験したことがあるかのようなリアルな表現に驚かされた。その後、一人のバーテン […]
2017年9月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_32 探偵ガリレオ 東野圭吾 刑事の草薙と理工学部助教授で物理学者の湯川、二人は大学の同級生でバトミントン部に在籍していた。草薙刑事が抱える難事件を物理学者の湯川が解決していく。二人のコンビが小気味よい。ミステリーではあるが、事件の犯人を割り出すこ […]
2017年9月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_30 生還者 下村敦史 世界で三番目に高い山カンチェンジュンガに挑戦した登山隊が遭難、二人の生還者の証言が正反対、遭難した隊員の弟が兄の遺品のロープに切り込みを見つける。登山隊に何が起きたのか、弟が真実を求め調査を始め、カンチェンジュンガに登 […]
2017年7月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_28 卒 業 東野圭吾 以前読んだ「放課後」の続編的位置づけの本です。高校生の仲間7人がそのまま大学に進み、卒業を控えた4年生になって仲間の女性一人が亡くなる。他殺か自殺か、謎解きが始まるが、更なる犠牲が。剣道や茶道、金属工学に至るまでのから […]
2017年6月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_23 虚ろな十字架 東野圭吾 理不尽に一人娘を殺された両親、いたたまれず離婚するが、数年後に母親が不自然に殺される。元夫が事件の真相を突き止めようと捜索を重ねていく。その過程において肉親を殺された家族の思いや死刑の必要性などが語られていく。虚ろな十 […]
2017年6月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_21 秘 密 東野 圭吾 出張先で購入して読み始めました。ごく普通のサラリーマン家族。5年生の一人娘と妻がバス事故にあい、奇跡的に娘のみが助かるが、戻った意識は妻であった。奇妙な状況での生活、やがて娘の意識も甦る。バス事故を起こした運転手の家族 […]
2017年3月27日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_10 ビブリア古書堂の事件手帖 7 ~栞子さんと果てない舞台~ 三上延 シリーズ完結編です。久々の発売でこれまでのストーリーを忘れかけていましたが、読むうちにすこしづつ思い出しました。今回はシェイクスピアを題材にした物語。栞子さんの母親、智恵子の失踪の理由、智恵子の父親、栞子の祖父でもある […]
2017年2月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_7 神 の 値 段 一色さゆり 一人の水墨画的現代アート作家の作品を扱うギャラリーの女性オーナーが、幻の作品をオークションにかけようとしていた矢先に殺されてしまう。作家の名前は川田無名、全く姿を現わさないことから死亡しているのではとのうわさも。その作 […]
2017年2月7日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_4 禁断の魔術 東野圭吾 大学に入ったばかりの古芝伸吾、たった一人の肉親である姉が亡くなる。病気ではあるが殺されたも同然の状況に、大学を中退し復讐を決意する。復讐の結末は、さすが東野圭吾といった感じです。テレビの刑事ドラマを見ているようでした。