2017年6月29日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_23 虚ろな十字架 東野圭吾 理不尽に一人娘を殺された両親、いたたまれず離婚するが、数年後に母親が不自然に殺される。元夫が事件の真相を突き止めようと捜索を重ねていく。その過程において肉親を殺された家族の思いや死刑の必要性などが語られていく。虚ろな十 […]
2017年6月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_22 地獄堂霊界通信① 香月日輪 小学校5年生の三人悪と呼ばれる悪ガキトリオと、地獄堂という怪しい薬屋の妖怪のような老店主が、妖怪や霊にまつわる事件を解決?していく物語。もともと児童文学だったものを文庫本に書き換えたとのこと。物語の内容はとても児童向け […]
2017年6月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_21 秘 密 東野 圭吾 出張先で購入して読み始めました。ごく普通のサラリーマン家族。5年生の一人娘と妻がバス事故にあい、奇跡的に娘のみが助かるが、戻った意識は妻であった。奇妙な状況での生活、やがて娘の意識も甦る。バス事故を起こした運転手の家族 […]
2017年6月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_20 終電の神様 阿川大樹 終電、それも事故にまつわる7つエピソード集です。第一話で思わず笑わされてしまい。2,3話でスポーツ系のいい話。4話では家族の絆、5話で人生的な話、6話ではちょっと考えさせられ、7話で長い人生のいい話で締めくくる。面白く […]
2017年6月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_19 浅草鬼嫁日記 あやかし夫婦は今世こそ幸せになりたい 友麻碧 あやかしお宿シリーズの兄弟分的作品。平安時代に大妖怪であった夫婦が現代に人間として生まれ変わる、しかも前世の記憶を持ったまま、霊力も備えている。浅草を舞台にしたあやかしたちとの物語。ほのぼの系でもあり、サスペンス的でも […]
2017年6月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_18 紀伊国屋文左衛門 武田八洲満 紀州のみかん農家で働く家も持たない貧しい使用人の若造が、仲間三人と嵐の中みかんを江戸に運び財をなす。これを元手に材木商を目指すことになり、上野寛永寺の造営の用材入札を勝ち取るまでの苦難が描かれている。紀伊国屋文左衛門の […]
2017年5月25日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_17 眠れないほど面白い「古代史」の謎 並木伸一郎 前半の出雲の国譲りや天孫降臨神話については、ほぼ私の知識の範囲ではありましたが、邪馬台国の所在地では、通常見向きもされないような説突拍子もない説が紹介されたり、日本人のルーツの話になると、ユダヤ人であるとかバビロニアで […]
2017年5月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_16 峠 下巻 司馬遼太郎 長岡藩家老、河合継之助。幕末の動乱の中、幕府に見切りをつけ、新政府にもなびくかず、中立の立場で長岡藩を独立国家にすることを目指した。しかし、時代はそれほど甘くなく、官軍との激烈な北越戦争に巻き込まれてしまう。結局本人の […]
2017年5月11日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_15 峠 中巻 司馬遼太郎 遂に大政奉還、激変の時代が始まる、その中を長岡藩はどう動いたか、河合継之助は何を考えたか、慶喜の思い、幕臣たちの考えなど、明治維新の裏側を見るようで新鮮な感じがしました。
2017年4月17日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_14 峠 上巻 司馬遼太郎 久々司馬遼太郎作品です。幕末の動乱において、尊王でも攘夷でもない独自の思想をもち、長岡藩を独立国家にすることを目指した河合継之助、上巻ではその人となり、考え方、思想を表現することに費やされている。これからいよいよ藩政改 […]
2017年4月17日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_13 活版印刷三日月堂 海からの手紙 ほしおさなえ 川越が舞台の活版印刷三日月堂の物語の2作め。いわゆるほのぼの系の内容で、読み終えた後が心地良く感じられます。時を超えた友人との繋がり、親子の繋がりが感動的でした。こんな印刷屋が川越にあったら訪ねてみたいとも思いました。
2017年4月10日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_12 応神天皇の正体 関 裕二 久々関さんの本です。単身赴任の時、九州中の神社を巡り、どうしてこんなに神功皇后の由来のある神社多いのだろうと不思議に思い、八幡神社の主祭神が応神天皇で、その母が神功皇后であることを知り、なぜ歴史の教科書に出てこないのか […]
2017年3月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_11 火 花 又吉直樹 文庫本の発売を待っていました。お笑い界、漫才をどう描くのか楽しみにしていました。主人公徳永と先輩で才能を認め師匠とあがめる神谷との人間模様。神谷の異常ぶり、しかし、本人の中では決して異常ではない、漫才界における思考方法 […]
2017年3月27日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_10 ビブリア古書堂の事件手帖 7 ~栞子さんと果てない舞台~ 三上延 シリーズ完結編です。久々の発売でこれまでのストーリーを忘れかけていましたが、読むうちにすこしづつ思い出しました。今回はシェイクスピアを題材にした物語。栞子さんの母親、智恵子の失踪の理由、智恵子の父親、栞子の祖父でもある […]
2017年3月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_9 覚悟の人 小栗上野介忠順伝 佐藤雅美 幕末の江戸幕府の金庫番とでもいうべき小栗上野介。人物としては優秀ではあったものの、残念ながら幕府側の人間であった。幕末は大方維新側目線で語られるが、ここでは幕府目線であり、幕府の内情等が新鮮に感じられた。徳川慶喜や勝海 […]
2017年3月3日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_8 神様の裏の顔 藤崎 翔 理想的な教師であり神様のような人格者であった坪井誠造が68歳で亡くなった。その通夜で、娘をはじめ係わりのあった人達の思いがそれぞれの立場で語られるていく。当初は善人としての思い出であったが、それぞれが経験した事故や事件 […]
2017年2月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_7 神 の 値 段 一色さゆり 一人の水墨画的現代アート作家の作品を扱うギャラリーの女性オーナーが、幻の作品をオークションにかけようとしていた矢先に殺されてしまう。作家の名前は川田無名、全く姿を現わさないことから死亡しているのではとのうわさも。その作 […]
2017年2月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_6 かくりょの宿飯五 あやかしお宿に美味い肴あります。 友麻碧 あやかしお宿シリーズ5作め、連読です。天神屋から折尾屋へ攫われ、100年に一度の儀式の料理を担当することになってしまった葵。儀式とは海坊主のおもてなし、これに失敗すると災いが降りかかってくる。あやかしの世界も大変です。 […]
2017年2月16日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_5 かくりょの宿飯四 あやかしお宿から攫われました。 友麻碧 あやかしお宿シリーズ4作め。隠世(かくりょ)の温泉宿、天神屋からライバルの折尾屋へ攫われてしまった、人間である葵。そこには100年に一度の大切な儀式が待っていた。料理を通してのあやかしたちとの触れ合いが何とも心地よく、 […]
2017年2月7日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_4 禁断の魔術 東野圭吾 大学に入ったばかりの古芝伸吾、たった一人の肉親である姉が亡くなる。病気ではあるが殺されたも同然の状況に、大学を中退し復讐を決意する。復讐の結末は、さすが東野圭吾といった感じです。テレビの刑事ドラマを見ているようでした。