2020年2月4日 / 最終更新日時 : 2020年12月21日 hontake 2020年2020_3 小説 渋沢栄一(下) 津本 陽 明治維新のどさくさ、役人を退職し第一国立銀行頭取になってからのすさまじいまでの起業活動。銀行だけでなく500を超える様々な事業団体を立ち上げ、昭和6年92歳でこの世を去るまでの半生が描かれています。日本の産業の基礎を築 […]
2020年1月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2020年2020_2 小説 渋沢栄一(上) 津本 陽 渋沢栄一は埼玉出身でありながら、その生き様について詳しくは知りませんでした。来年の大河ドラマで放映されるということで先んじて読んでみることにした次第です。上巻では幼少から青春そして30歳代くらいまで、幕末から明治の維新 […]
2019年5月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2019年2019-18 最後の将軍 司馬遼太郎 以前読んだはずの本なのですが、あまり内容を覚えていませんでした。慶喜とはどういう人物であったのか、司馬遼太郎もつかみきれないところがあったのではないでしょうか。慶喜は、幼少から壮麗といわれ、日本国をどうにかしなくてはと […]
2018年10月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月25日 hontake 2018年2018_32 忍びの国 和田 竜 忍者の里、現在の三重県にあたる伊賀の里での物語。忍者とは、黒装束で手裏剣をなげ、天井裏に忍び込んだりと、ものすごい身体能力をもっているイメージがある。それだけではなく、騙し合いは当たり前、常に裏のかき合いのなかで生きて […]
2017年9月25日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_34 怪物商人 江上 剛 怪物商人とは、大倉喜八郎のこと。幕末に新発田藩から江戸に出て、乾物屋から始まり武器商人を経て、様々な事業の係わり、大倉財閥を築き上げた人である。太平洋戦争で解体されたが、大成建設/帝国ホテル/帝国劇場/大倉商事など、現 […]
2017年7月14日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_25 最澄と空海 日本仏教思想の誕生 立川武蔵 最澄と空海の伝記的読み物かと思って読み始めましたが、内容は最澄、空海が生きたころの仏教の教理、教学をひも解くものでした。むしろ哲学書と言ったほうが良いかもしれません。最澄と空海のことも書かれてはいました伝記的要素はほん […]
2017年6月4日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_18 紀伊国屋文左衛門 武田八洲満 紀州のみかん農家で働く家も持たない貧しい使用人の若造が、仲間三人と嵐の中みかんを江戸に運び財をなす。これを元手に材木商を目指すことになり、上野寛永寺の造営の用材入札を勝ち取るまでの苦難が描かれている。紀伊国屋文左衛門の […]
2017年5月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_16 峠 下巻 司馬遼太郎 長岡藩家老、河合継之助。幕末の動乱の中、幕府に見切りをつけ、新政府にもなびくかず、中立の立場で長岡藩を独立国家にすることを目指した。しかし、時代はそれほど甘くなく、官軍との激烈な北越戦争に巻き込まれてしまう。結局本人の […]
2017年5月11日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_15 峠 中巻 司馬遼太郎 遂に大政奉還、激変の時代が始まる、その中を長岡藩はどう動いたか、河合継之助は何を考えたか、慶喜の思い、幕臣たちの考えなど、明治維新の裏側を見るようで新鮮な感じがしました。
2017年4月17日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_14 峠 上巻 司馬遼太郎 久々司馬遼太郎作品です。幕末の動乱において、尊王でも攘夷でもない独自の思想をもち、長岡藩を独立国家にすることを目指した河合継之助、上巻ではその人となり、考え方、思想を表現することに費やされている。これからいよいよ藩政改 […]
2017年3月18日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2017年2017_9 覚悟の人 小栗上野介忠順伝 佐藤雅美 幕末の江戸幕府の金庫番とでもいうべき小栗上野介。人物としては優秀ではあったものの、残念ながら幕府側の人間であった。幕末は大方維新側目線で語られるが、ここでは幕府目線であり、幕府の内情等が新鮮に感じられた。徳川慶喜や勝海 […]
2016年11月11日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_42 剣 と 紅 戦国の女領主・井伊直虎 高殿 円 来年のNHK大河ドラマです。井伊家の歴史を通し、戦国時代のお家の生き残りの苦悩、裏切り、駆け引き、その大変さ、すさまじさを感じました。また、庶民の実態も垣間見られます。戦は男が表舞台ですが、その裏には女性の戦い、戦略が […]
2016年9月20日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_34 村上海賊の娘 第四巻 和田 竜 毛利方村上海賊一団と織田方真鍋海賊一団の決戦、一旦は衝突を避け、引き上げた村上海賊、景の抜け駆けにより衝突、すさまじい戦いが始まる。村上海賊の娘景(きょう)と真鍋海賊の頭、七五三兵衛(しめのひょうえ)の戦いがすさまじい […]
2016年9月9日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_33 村上海賊の娘 第三巻 和田 竜 いよいよ村上海賊が、毛利の軍勢として大本願寺へ兵糧を届けに動き出し、信長方の泉州海賊の包囲網を突破することに。しかし、双方の駆け引きが始まる。一旦おとなしくなった村上海賊の娘景が再び動き出す。
2016年9月2日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_32 村上海賊の娘 第二巻 和田 竜 一向宗の総本山、大阪本願寺と信長の戦い。そのものすごさ、悲惨さが、その戦略も含めてリアルに描かれている。村上海賊の娘、景(きょう)は、この巻では傍観者である。
2016年8月26日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2016年2016_31 村上海賊の娘 第一巻 和田 竜 織田信長が一向宗と対立していた時代、瀬戸内海を支配していた村上海賊、その娘の破天荒ぶりを描いています。
2015年11月5日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2015年2015_40 帝都を復興せよ 江上 剛 大正12年9月1日午前11時58分44秒、帝都が大揺れに揺れた、世にいう関東大震災である。折しも山本内閣発足のさなか、後藤新平が内務大臣に就任、帝都復興に乗り出す。先日、後藤新平の生家のある岩手県水沢を訪問してきたばか […]
2014年9月19日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2014年2014_25 海賊と呼ばれた男(下) 百田尚樹 国岡商店は、出光興産、国岡鐵造は創業者の出光佐三がモデル。小学生のころ大型タンカー出光丸を図鑑やテレビで見て憧れみたいなものを抱いたのを思い出す。石油業界の歴史とそのすさまじさを知ることができた。ガソリンは出光のスタン […]
2014年9月3日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2014年2014_24 海賊と呼ばれた男(上) 百田尚樹 文庫化を待って購入、終戦直後から始まり、続いて終戦までの青春篇。家族の疎開先が足利の松田とは少し感激、「永遠の0」の間宮さんを登場させるのは作者の御愛嬌か。国岡商店店主の国岡鐵造氏、人間としてりっぱであるが結局その立派 […]
2014年6月3日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 hontake 2014年2014_14 播磨灘物語(4) 司馬遼太郎 司馬遼太郎のあとがきの最後の文章が、「もつならこんな男を友達にもちたい」で終わっている。戦国乱世に生まれたが、この言葉に象徴されるような人柄であったのだろう。信長の死後、秀吉が天下を取れたのは 官兵衛の力量が大きい。そ […]