329. 八幡奈多宮(はちまんなだぐう)


拝殿です。

別府市を中心としたレンタカーでの神社めぐり、5社めは八幡奈多宮です。大分空港方面に向かう途中の海岸線に鎮座しています。海岸の防砂林の中、神門を入り口とした塀で囲まれた中に拝殿があり、更に塀で囲まれた中に本殿があります。拝殿で参拝後、拝殿とつながった社務所で御朱印をお願いすると、年を重ねたご老人が対応してくださいました。この方、氏子の総代の方で、色々丁寧に教えてくださいました。ここが生まれ故郷で、東京で建設関連の仕事をしていたが、定年退職後地元に戻り、縁あって神社関連の仕事をしているとのことです。境内には宝物殿があり、元国宝という像があり、来年1月から大宰府の九州国立博物館で開催される神社宝物展に出展するそうで、その無料招待券をくださいました。挨拶をして帰ろうとして、本殿を壁越しにのぞいていたら、先ほどの方が通りかかり、中に入れて見せてくれるとのこと、中にはいってまたしばらくのあいだいろいろな話をしました。本殿のつくりが、変わっていて、前に神様の執務部屋、奥に寝室という二部屋、二屋根の八幡造りになっていること、確かに、こうした造りは今まで見たことがありませんでした。その他、津波で流されたことや、鉄道が走っていたが今はないことなど、結局1時間以上お話ししました。勉強になったし、楽しくもありました、ありがとうございました。

大分県杵築市奈多229
公式ホームページ

■2013年 11月  4日(月)■

【御祭神】 比売大神(ひめのおかみ)
        応神天皇(おうじんてんのう)
        神功皇后(じんぐうこうごう)


海岸に近い一の鳥居


一の鳥居の前は砂浜が広がっています。


沖の岩に鳥居が見えます。

 
一の鳥居のそばの狛犬さん


二の鳥居

 
二の鳥居のそばの狛犬さん、大きな球を抱え、立っています。


二の鳥居を境内側から


楼門前の三の鳥居


楼門の扁額、「三韓降伏」とあります。


境内の様子


手水舎


楼門


御神木


前後に部屋がある八幡造りの本殿、奥が住まい、手前が仕事場、と教えていただきました。


本殿左の境内社


本殿右側の境内社


大分にみかんを伝えた田道間守公の像


宝物殿裏にある古い神社(左側)


宝物殿裏にある古い神社(左側)


親切に説明して下さった神社の総代の方です。


宝物殿は空いていませんでしたが、重要文化財(元国宝)の三神像が出展されるという、
来年1月から九州国立博物館で開催される「国宝神社展」の無料招待券をいただきました。