199. 八所宮(はっしょぐう)


拝殿です。

宗像市の八所宮に参拝してきました。一の鳥居からしばらく歩くと、二の鳥居が現われ、正に森が口をあけたような入り口です。本殿までの参道は静寂で、ウグイスの声が聞こえ、三、四、五の鳥居があるくらい長い参道でした。参拝後、社務所で御朱印をお願いしたのですが、宮司さんが留守にしているとのことで、頂けませんでした。対応してくれた神職のおじさんが、申し訳ないと思ったのでしょうか、社務所から出てきていろいろ説明してくれました。平和の鐘という釣鐘が展示してありましたが、これはもともと八所宮にあったもので、秀吉が九州遠征の帰りに持ち帰り、広島の厳島神社に奉納されたものだそうです。それを里帰りと称して昭和59年に八所宮にもどしてもらったそうですが、そのまま返却せずに置いてあるのだそうです。しかし、厳島神社からは返せと言われているそうで、もうすぐ返すことになっているとのことです。本殿には檻に入った木製の狛犬がありますが、これは一度盗難にあったため、二度と盗まれないようにと檻にいれてあるそうです。

二回目の参拝で御朱印を頂くことができました。前回参拝した時に、平和の鐘は厳島神社に帰してしまうとのことでしたが、まだ存在していました。でも、11月6日に返却することになっているそうです。

福岡県宗像市吉留3186

■2013年  6月23日(日)■
■2013年  9月28日(土)■

【御祭神】  泥土煮尊(ういじにのみこと)・沙土煮尊(すいじにのみこと)
       大戸道尊(おおとのじのみこと)・大戸邊尊(おおとべのみこと)
       面足尊(おもたるのみこと)・綾惶根尊(あやかしこねのみこと)
       伊弉諸尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)


一の鳥居


参道入り口の鳥居


三の鳥居


境内の様子


拝殿と本殿


参道入り口、ぽっかりと口をあけた感じです。


参道途中の二の鳥居


境内入り口の四の鳥居


社務所と拝殿


本殿

  
拝殿前の狛犬さん

  
本殿前の折に入った木造の鳥居


秀吉が持ち去ったという平和の鐘


現在、宮島の厳島神社から里帰り中だそうです。


現人神社

  
現人神社の狛犬さん