371. 山王神社(さんのうじんじゃ)


拝殿です。

長崎市神社巡り、19社めは山王神社です。平和公園、大学病院の近くです。時間の都合で平和公園には立ち寄ることは出来ませんでした。山王神社は、原爆の爆風で半分だけ倒壊、奇跡的に一本柱で立っている鳥居で有名です。今も修復しないのは、原爆の記憶を残すためのようです。境内入り口には、2本の大楠が繁っていますが、この木も被爆して枝葉が吹き飛ばされ、黒焦げになったものの、その後芽を吹き返し生き延びている生命力の強い木だそうです。参拝後、社務所で御朱印を頂こうと呼び鈴を押しましたが返事が無く、帰ろうとしたところ、参拝していた中年のおじさんが、「宮司さんいらっしゃいますよ、御朱印をお願いしているところですから」と声をかけてくださいました。それではと宮司さんが出てくるのを待ちながら、この方と御朱印談義、今は横浜に住んでいるが出身は久留米、出張で行く先々で御朱印を頂いているとのこと。御朱印帳は宇佐神宮のものでした。

長崎県長崎市坂本2丁目6番56号
公式ホームページ

■2013年 12月 22日(日)■

【御祭神】 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
  豊受比売神(とようけびめ)
    大山咋神(おおやまくいのかみ)
    大物主神(おおものぬしのかみ)
   伊邪那岐神(いざなぎのかみ)
     高皇産霊神(たかみむすびのかみ)


原爆で吹き飛ばされ一本足になっても立っている奇跡の鳥居

 
吹き飛んだ鳥居の残骸です。


参道の入り口


手水舎

 
参道入り口の狛犬さん


被爆した大クス


右側の大楠


治療時この石が木の幹から出てきたそうです。

  
被爆の大クスのそばの狛犬さん


本殿


境内社

 
拝殿前の狛犬さん