9. 筥崎(八幡)宮(はこざきぐう)
境内と楼門
福岡市内神社めぐり4社めは日本三大八幡のひとつ筥崎宮。天神から地下鉄に乗り、中洲川端駅で貝塚行に乗り換えて箱崎宮前で下車。駅の名前に『筥』ではなく『箱』の文字を使っているのは、駅名に同じ文字を使うのはおこがましいからという配慮があったとのことです。ちなみに、残りの八幡様は、総本山である宇佐神宮と石清水八幡宮だそうです。筥崎宮は海から続く長い参道があり、その先にりっぱな楼門が立っています。近づくと、「敵国降伏」と書かれた扁額が目にはいってきます。最初は、なんで「敵国降伏」なのと思いました。これは醍醐天皇の宸筆だそうで、創建は922年と伝えられており、元寇の時にはすでに鎮座していたことになります。
一年ぶりに、放生会に合わせて参拝しました。長い参道の両端をびっしりと並んだ夜店、800店舗もあるとのこと。そしてその夜店の間の参道は参拝客で埋め尽くされ、歩くのも大変でした。拝殿前にも参拝者の行列ができていてお参りに結構な時間がかかってしまいました。今回は、楼門が解放されていて、拝殿の中に入ることができました。この混雑で御朱印を頂けないかと思いましたが、無事にいただくことができました。
福岡県福岡市東区箱崎1-22-1
公式ホームページ
■2012年 9月23日(日)■
■2013年 9月14日(土)■
【御祭神】 応神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
一の鳥居、普通の神社と数え方が逆です。
神 門
神門の扁額「敵国降伏」とあります。
多くの摂社群
一の鳥居の前の狛犬さん、放生会の時に撮影しました。
前回の参拝の時には入れなかった本殿です。
放生会で参道を埋め尽くす人々、ピンボケです。
敵国降伏の社額が闇夜に浮き出ていました。